オーティコンユーザーになってから、はや一ヶ月半が経過。ストリーマーが余りにも便利すぎるからすっかりストリーマーの虜です。
上記の画像の様に、ワイシャツ胸ポケットに横向きにストリーマーを忍ばせれば、どこかに置いたスマートフォン(私の場合はiPhone)の音楽が専用ストラップ無しで楽しめてしまう。ラジオが聴けるスマフォアプリもあるので、ラジオまで楽しめる。スマフォ自体は机上に放置して10メートル先のトイレに行っててもOK。音の再生停止、音量調整はストリーマーから操作可能なので、スマフォに触れる事なく、誰にもばれる事なく職場でノリノリになれる。ストリーマーのボタンはやけに大きいので、乳首がかゆいなーってフリしながら胸あたりをまさぐれば上着の上からでもボタンが認識でき、操作可能だ。懸念していた音漏れについてもほとんど心配なし。相方にも確認してもらったのだが、耳をくっつけるまでしないと聞こえないらしい。職場では社長が隣でしかめっつらしているのだが、そんな横でノリノリになっていても気付かれる事はない。といっても本当にやったらダメですよ。
最近ニュースでもとりあげられたiPhoneの音声認識アプリ「Siri」の登場により、ストリーマーは更に便利になった。「Siriって何?」って人は検索してね。よく相方に「仕事終わったよ~今から帰るよ~ん。今日の晩御飯は何かな~うへへっ」てな感じに気持ち悪い電話を入れるのだが、これらの流れが全くスムーズである。
1.乳首をまさぐるフリしてストリーマーのボタンをワンクリック。
2.iPhoneの「Siri」がピポっと応答する。
3.「相方に電話」と発声。
4.Siriが「相方さんに電話します」と応答する。
5.相方にコール。
上記の流れは一切スマフォに触れていない。触ったのは自分の乳首、いやストリーマーのボタン1回だけである。音声も全てストリーマー経由で送受信され補聴器にダイレクトに届く為、第三者から見たら完全に独り言である。ストリーマーのマイクはなかなか感度がよろしく、胸ポケットに入れた状態で普通に話していても問題なく使えるようだ。通話だけではなく、Siriはメール送信も出来る。運転中のメールなどご法度だったが、これにより運転しながらスマフォに触れる事なく、メールの送信までも可能となったのだ。
まあ、普通のハンズフリーイヤホンも上記と同じ機能を備えているんだけどね。でも、最大の利点は「絶対に知られない」という事。そして、補聴器はずっと装着する物なので、ハンズフリーイヤホンみたいに着脱する手間が無いという事。補聴器の装用になれている人にとっては、常人には持ちえないプラスアルファを手にする事が出来たと言っても過言ではないと思う。
オーティコンの廻し者かよ?ってぐらいストリーマーを褒め称えてばかりだが、ストリーマーには最大級の欠点もある。ストリーマー経由の音声は基本的に全て「モノラル」だという事。…サラウンドになんないの?これじゃ音楽がしょぼく聞こえてしまう。そう、ストリーマーの音質は正直言ってよろしくないです。iPhoneに標準で付いているイヤホンで聞いた方が断然音質が良い。
以上です。