数日前に書いた「突発性難聴が治る可能性について」に記載されているリンク先の記事だが、その記事を発見して以降、ある事に気付いた。
「聴力はリハビリできる」
幼少の頃は両耳共に約50dBの聴力があったのだが右耳のみに補聴器を付けて過ごし、左耳はほとんど使用しないでいた。両耳に補聴器を装着するようになったのは社会人になってからであり、それでも幼少期からのクセで右耳をメインとして使用していた。携帯などの通話は必ず右耳、え?と聞き返す時も右耳。試しに左耳で通話しようとすると、音声がひずんで聞こえ、内容を聞きとる事が難しかった。
ここで疑問がある。
両耳共に聴力に合わせて補聴器を作成しているのに、なぜ右耳は普通に聞こえ、なぜ左耳は良く聞き取れなかったのだろう?右耳は「なれて」いるから?なれているって何?どういう事?
そして、2013年2月、当ブログにはその事は記載しなかったのだが、実は突発性難聴を患い、右耳をほぼ失聴してしまった。いや、その時は失聴したと感じたのだが、慌てて駆けつけた救急外来で計測したら60dBあった右耳が75dB程になっていた。
この時の経緯は後日書くので省くが、その耳は一年たった今も回復して居ない。もし前日記載した記事をもっと早く知っていたらそれなりの対応があっただろうと悔やまれるのだが、そこはさておき、その時の私は右耳の聴力が下がると共に、耳鳴りにも悩まされ、補聴器の調整をしてもらっても音声が聞き取れず大変困惑して居た。
そしてその時から、ほとんど使わなかった左耳をメインにする生活が始まった。
最初の頃はくすぐったく電話も困難であったが、業務上電話する事も多く、やむなく無理に左耳で集中しながら聞くなどして、気付いたら一年が経過していた。
そして前日の記事を読み、ふと気付いた。
左耳で聞くのがあれだけ困難だったのに、いつのまにか普通に聞こえている――
そう、無理に使い続ける事により、左耳が自然と聞こえる様になっていたのだ!!
ガガーンと衝撃が走った。
これって何?「なれ」?だったらなれた方がいいじゃん!
「使わないでいると機能が低下する」と記事にもあった。これは検証してみる価値大ありだと思う。
このリハビリについて、今後も継続してレポートするつもり。